樽酒
<当店自慢の樽酒とは>
日本三社の一つで、藤原氏一門の氏神でもある奈良春日大社。
その御用林の銘木樹齢約 350 年の古木 春日椙(かすがすぎ)を使用した 日本一のとても貴重でまれにみる逸品中の逸品の樽に漬込んだ、他には無い樽酒です。
この素晴らしい樽の作者でもあり、人間国宝の
中川清司(なかがわきよつぐ)さんをご紹介致します。
桶指物(おけさしもの)家業の二代目として京都に生まれ育ち、
昭和 36 年、父 亀一(かめいち)氏に師事。
新技法の「柾目(まさめ)合わせ」など数々の作品を発表。
平成 13 年重要無形文化財保持者認定。
木地の清潔感を活かした雅な作品を作りだしておられます。
中川清司さんは、”木の味”を舌に乗せて、木そのものを選別します。
この選別方法は、酒を注ぎ、料理を盛る木地の器を作ってきた家業だからこそ。
料理や酒へのかすかな移り香、それも上質な杉の香りが、味を引き立ててくれます。
是非、おおきにの「樽酒」をお試し下さい。